自然との調和～落ち着きのあるジャパンディなリノベ～

2024年10月10日 2024年11月21日

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奈良県高市郡明日香村

自然との調和

施工箇所

フルリノベーション

お客様との出会いは、HPからのお問い合わせでした。バルジの田舎暮らしへの考え方、施工事例を見て、デザイン、考え方に共感頂き、お打ち合わせがスタートしました。

もともと田舎育ちのお客様で、地元での定住か、明日香村への移住を検討されていました。どちらが、本当のお気持ちなのかを確認したところ、できれば移住がしたい、この村が気に入っていると言う事でしたので、物件探しからスタートしました。

空き家バンクを活用し、色々と物件を見て回る中で、お寺や田畑に囲まれた中にたたずむ平屋を発見。立地、建物の雰囲気、お客様にとって「ビビビ！」と来るものでした。

売主さんも最初は賃貸を検討されていましたが、「若い方が長く住んでくれるのなら」と快く売買に応じていただけました。

平屋をリノベーションする上で、まず最初にお聞きしたのが、旅先で出会ったコテージのお話でした。北海道富良野にある、一棟貸しのコテージ。広大な緑が広がる景色の中でゆったりと過ごす至福の時間。とても印象に残っていたそうです。

北欧デザインや雑貨、カフェが好きという奥様の意向も取り入れながら、お打ち合わせを重ねていきました。北欧デザインを残しつつ、より落ち着いた感じの、日常をゆったりと過ごせるデザインに仕上がりました。

外観は暗めの印象から、白を基調とした明るめの色に変更。窓位置も高くし、周りからの視線を気にせず、光を取り込める仕様に。窓サイズ小さくする事で外観もスタイリッシュな仕上がりになっています。

昔ながらの壁付けキッチン。道路に面していて、調理中通りが気になる造りになっていましたが、奥の和室をＬＤＫに取り込む事で、対面式キッチンにしました。

奥のパントリーが　”隠せる収納”　となり、食品ストックや、急な来客などにも対応が可能に。天井を撤去しOSBボードを貼る事で、”富良野のコテージ”を再現し、カフェテイストにも合うバランスの良い空間が実現しました。

平成初期に建てられた平屋でしたので、LDK、仏間を含めた和室が3間と和室への来客を重視した間取りに。玄関を介して上下に分かれてパーソナルスペースと客間にわかれています。

お風呂、脱衣は建物中央にあり、洗濯機を置くスペースは無く、外部に置き、物干しをそのまま外で行う家事導線となっていました。

LDKは元の位置から、田園風景が良く見える大きな掃き出し窓があり、気に入っておられましたので、そのまま活かしました。

共働き世帯のため、洗濯や干場も中に欲しいとご要望があり、仏間部分を一部リネン室とし、室内干しができるように配置。玄関近くにある事で、コートなどは、LDKをとおらずに服を掛ける事が可能な導線になっています。

キッチン　クリナップ(STEDIA）　/　ユニットバス　TOTO(サザナ)　/　洗面化粧台　TOTO(ドレーナ)

子育てエコホーム　/　先進的窓リノベ事業　/　空き家バンクに関わる補助事業

各種補助金への対応についても当社で対応可能です。