フラット 35 の新しいサービスについて

夏の厳しい暑さも一段落して、朝晩は過ご しやすくなりましたね。秋の空は春や夏より も透明度が高く、晴れている日は青く澄みわ たり、本当に気持ちがいいものです。
さて、今回は「フラット 35」について、お話ししたいと思います。
家づくりを意識している方の中で、ローンについて勉強したことのある方は多いと思い ます。その中で、固定金利について勉強した 方は、「フラット 35」を耳にしたことがある のではないでしょうか?

「フラット 35」というのは、住宅支援機構 という国の機関が、提携先の銀行と、商品を作って販売するというものです。
この名前の通り、35 年間(若しくは 50 年間) の全期間、固定金利で住宅ローンを貸しだすというものになります。分かりやすく言うと「フラット 35=固定金利」と考えてください。

「フラット 35」の利点を考えると・・・
①金利が変わらないので、毎月の支払いも固定されて安定している。(最初の条件で納得を していればこれほど安心できるものはありま せん)
②保証料がかからない(0 円)。銀行に支払う 手数料が圧倒的に安い。

欠点としては・・・
①団体信用生命保険が含まれていない。その ために、機構団信に別口に加入する場合、保険料が割高である。
「フラット35」を躊躇(ちゅうちょ)する人は、 この団体信用生命保険が含まれていないところ に、抵抗を感じて、諦めたかもしれませんね。
※ちなみに、 団体信用生命保険というのは、 ロー ンと同額の生命保険が組み込まれていて、 借主が 亡くなった場合、 生命保険で清算され、 残された ご家族にローンが残されないように配慮する、 とい うものです。
ところで、この 10 月から、フラット 35 に新たな商品が加わりました。団体信用生命保険が 最初から、組み込まれた商品になります。
例えば、具体的な金利を見てみましょう。

ちょっと高く感じますが、一定の基準を満た した性能の家を建てると、最初の 10 年間、国 の補助金で▲0.25%の割引が適用されますので 1.11%になります。
この金利であれば、民間の銀行さんの当初 10 年固定の金利:1.15%と、大きな差がありませんね。
せっかく、史上最低の低金利時代であれば、 安定した、全期間固定金利を考えてみてもいいのではないでしょうか。
もっと、詳しくシュミレーションされたい方は、『子育て安心住まい上越』までご一報くだ さいね。