お客様から多いご質問 その 2

高田公園の桜も見頃を迎え、ようやく春らし い陽気になってきました。季節の変わり目は、 体調を崩されてしまう方も多いですので、お出 かけの際は、充分お気を付けくださいね。
前回から引き続き、お客様からよくご質問さ れる内容は、以下の4つです。
【1】住宅会社・営業マンの良し悪しの見分け方について
【2】家の価格や、その他の費用について
【3】暑さ・寒さに耐えられる家なのか?
【4】地震にどの程度耐えられる家なのか?

今月号は、 『【2】家の価格や、その他の費用について』をお話しさせていただきます。
住宅会社のチラシやホームページを見ると、 「坪20万円 ~ 」という価格表記のもの、または、価格が明記されていないものと、様々です。
これでは、家づくりを考えている方は、戸惑っ てしまいますよね。しかし、住宅の価格は、こ れから家づくりを考えている方には、重要なポ イントです。
まず、家の価格で気を付けていただきたいこ とは、「そもそも、家の価格表示方法に決まりが ない」ということを、知っておいてください。 例えば、「坪10万円」と表示して、屋根・基礎・ お風呂・キッチンをオプションとしても、特に 罰せられることはありません。
つまり、「表示価格を見ても、本当の家の価格 は分からない」のです。各住宅会社さんによって、 標準で含まれているもの、オプションで設置す るものは違いますからね。ネット等で検索すると、「坪25万円」の家が、 最終的に「坪60万円」を超えていた・・・ といったようなことは、上越でもよく耳にするお 話です。
皆さまが、家の本当の価格を知りたければ、モ デルハウスやショールームに行かれるのではな く、実際に住む方のいる、完成見学会へ足を運ん でみてください。
そしてそこで、営業マンさんに、次のような質 問をしてみてください。
「このお家は、住める状態でおいくらですか?」
この質問の大切なところは、「住める」状態で ある、ということ。したがって、エアコンやカー テン、食器棚、カーポート、外部のコンクリート が備わっている状態である、ということを意味し ています。 ここで、この金額をすぐに答えられない営業マ ンさんは、少し気を付けた方が良いかと思います。
「標準装備がどこまでで、オプションがどこか」 を、キチンと説明できて、素早く金額もいくらか、 を提示できる会社さんは、お金に対しても細かい 気配りができる会社さんだと思います。
ところで、価格の話で最も気を付けていただき たいのは、「すぐに値引きを提案してくる会社さん」です。
そもそも、値引きができるくらいなら、最初か ら、価格を抑えた商品を提案すべきだと思います。
なぜ値引きがいけないかというと、値引きを することによって、値引き分の金額が、結果的 に他のお客様の家の価格に上乗せされてしまう、 という可能性があるからです。それが、あなたさまの家に上乗せされてしまうかもしれないのです。
住宅業界は、お引き渡しから数年に渡って、 メンテナンスの体制をしっかりと維持できなけ ればなりません。当社も、10年間のメンテナ ンス体制を整えていますが、当然その間、莫大 なメンテナンス費用が必要になります。ですの で、一定の利益をいただかないと、体制を整え ることができません。体制が整わなければ、お客様にご迷惑が掛かってしまいます。
また、住宅会社の都合で、仕事がないときには値引きをし、仕事があるときには値引きをしない、というのは、お客様に対しても、不公平で失礼な対応ですので、値引きをせずとも、キチンとした総額を、オープンに提示する会社さんを選んでください。
もう一つ、皆さんが不安に感じることは、「家 以外にかかる費用は何か?」ということではな いでしょうか。実は、思っているほど、家以外 にかかる費用は複雑ではありませんので、これ から説明していきます。

①家の工事以外にかかる費用 ・建物の登記費用
・不動産取得税 (「新築の長期優良住宅、延
床面積 50 m²~ 240 m²、建物の価格が 1,300 万円以内」であれば、不動産取得税はかか りません。(平成30年3月31日までの特例))
・確認申請費用 ( 当社の場合、家の価格に含 まれています )
・水道の加入金 ( 当社の場合、家の価格に含 まれています )
・建物火災保険

②土地の購入について
・土地代金 ( 土地には消費税がかかりません )
・仲介手数料 ( 法律で金額が決まっています )
・不動産取得税 ( 土地購入後3年以内に家を 建てれば、戻ってくるケースが多いです。
 (※詳しくは「不動産取得税 新潟」で検索してみてください )
・所有権移転登記

③金融機関にかかる費用
・保証料 ( 後払い方式もあり )
・抵当権設定費用
・つなぎ融資利息
・融資手数料+印紙代

④その他
・家具・家電 など

以上が、お家以外にかかる費用の項目です。具体的な金額を知りたい方は、当社の見学会にご参加くださいね。見学会場のポップでわかりやすく金額を掲示してありますので、皆さまにご理解いただけるかと思います。

次回は、『【3】暑さ・寒さに耐えられる家なのか?』について、お話します。
最後までご覧いた だき、ありがとうございました。