お住まいの保険の上手な入り方(その2)

お住まいの保険の上手な入り方(その2)

・・先日の、続きです。
皆さんが、一番気になるところからのお話です。

➁地震保険の有無についてです。
地震保険は、住宅ローンを借りる上で、
必ず加入し
なければならないものではありません。
ですから、地震保険に加入しないという選択肢もあります。
しかし、3.11のような震災も経験し、
地震保険に加入したいと思われる方
も多いでしょう。
ご存じの方も多いと思いますが、
地震保険は単独の保険ではありません。
火災保険とセットでなければ入ることの出来ない保険です。
ただし、保険会社によって金額の大差はありません。
保険期間は1年から最長で5年で、保険期間が来ると
更新するかを判断することになります。
ちなみに、5年一括払いにする
と、
毎年払うよりも10%ほどお得になります。
そして最後が、➂保険期間です。
火災保険の保険期間は地震保険と違い、
1年から最長で36年となっています。
36年の保険料を一括で払う場合は、
当然保険料が高い場合には100万円を超えることもあります。
火災保険で、そんな金額は無理!
と思われる方も少なくないでしょう。
しかしよく計算すると、
1年毎に保険料を36年間払い続ける金額の合計に比べて、
30%以上も安くなることがほとんどです。
さらにここで、大きなポイントがあります。
それは、保険料改定の動きです。
まず14年7月から地震保険の保険料が
全国平均で15.5%上がりました。
据え置かれた地域も
一部ありましたが、
首都圏では約30%も上がった地域もありました。
そして、この15年の10月以降に、
もう一段の値上げが実施されます。
およそ3~5%前後の値上げ予定になるようです。
保険料の引き上げは、当然、
家計を圧迫することが想定されます。
地震保険は最長5年。
火災保険は最長36年。
一括で払う金額は大きく、
住宅購入の負担になることは事実です。
しかし、保険料値上げの前の金額のうちに一括で加入すれば、
値上げの影響を受けることなく、
その保険料で保険期間満了まで保障されます。
という意味では、保険期間を長期にしたと事による割引と、
保険料金の値上げ回避・・・
という2つのメリットを同時に受けることが出来るのです。
一度ご検討なさってもいいかもしれません。