『来年の家づくりに役立つ、国の助成金方針が発表されました!』
皆さん、こんにちは!大雪にビックリしましたね(汗)
いよいよ師走、今年の締めくくりですね。世界中がコロナに振り回された1年でした。お仕事への影響だけでなく、生活習慣にも大きな影響がありましたね。知らないうちに、大人も子供もストレスが溜まってしまったのではないでしょうか?
さて先日、政府の補正予算が検討され、大筋の部分で閣議決定されました。この内容は、これから家づくりを検討されている方、既存住宅のリフォームを検討されている方にとって、かなり重要な内容となっています。
もちろん、閣議決定=予算化・・・ではないのですが、大筋の方向は決まったので、今日は最新の情報を皆さんとシェアしたいと思います。また、国会開催で正式に決まったら、改めて皆さんにシェアしたいと思います。
今回暫定で決定された項目は、以下の4つになります。
(1)住宅ローン減税等の税制処置:(国土交通省)
(2)グリーン住宅ポイント制度:(国土交通省)
(3)住宅市場安定化対策事業<すまい給付金>:(国土交通省)
(4)既存住宅における断熱リフォーム・ZEH化支援事業:(環境省)
以下に、各項目の補足説明をさせて頂きます。
(1)住宅ローン減税等の税制処置
住宅ローン減税は、10年間にわたり、毎年末の住宅ローン残高の1%を所得税や住民税から控除する仕組みです。消費増税の対策で、控除期間を13年間に拡充する特例を設けましたが、新型コロナの影響で住宅の建設や入居に遅れが出た場合以外は、20年末までの入居が条件となっています。
今回の改正では、この入居期限を22年末まで延長。新築住宅は21年9月末、マンションや中古住宅は同11月末までに契約することを条件にします。また、対象となる住居の面積も「50平方メートル以上」から「40平方メートル以上」に広げる予定です。更に、年収¥1000万円を超える人については、延長・控除しない方向とも言われております。
(2)グリーン住宅ポイント制度
この制度の内容については、まだ全く明らかにはなっていませんが、過去にあった『住宅エコポイント制度』の変形版になると思われます。内容は明らかにされていませんが、ある一定の条件をクリアしたエコ住宅を建てると、通常¥30万円/最大¥40万円(当社はこちらに該当します)のポイントが還元されます。
(3)住宅市場安定化対策事業<すまい給付金>
すまい給付金は、消費税率引上げによる住宅取得者の負担をかなりの程度緩和するために創設した制度です。すまい給付金制度は、住宅ローン減税の拡充による負担軽減効果が十分に及ばない収入層に対して、住宅ローン減税とあわせて消費税率引上げによる負担の軽減をはかるものです。このため、収入によって給付額が変わる仕組みとなっています。現行制度の最大¥50万円の給付が継続される見込みです。
(4)既存住宅における断熱リフォーム・ZEH化支援事業(環境省)
この補助制度は、新築だけではなく、リフォーム工事にも大きく補助を出そうとしていることが特徴です。
内容は、戸建住宅・既存住宅の高断熱化による省エネ・省CO2化を支援するため、以下の補助を行ないます。
①既存戸建住宅の断熱リフォーム
・既存戸建住宅の断熱リフォームに対し1/3補助
(上限120万円/戸 蓄電池、電気ヒートポンプ式給湯機、熱交換型換気設備等への別途補助)
➁戸建住宅(注文・建売)において、ZEHの交付要件を満たす住宅を新築・改修する者に補助を行う。
・(60万円/戸)
➂ ➁の要件を満たす住宅に、蓄電池を設置する者に定額の補助を行う。
・(2万円/kWh(上限額:20万円/台))
まだ本決まりではない情報ですが、以上の4項目が、来年度に予算計上されてる項目です。コロナ禍の中での経済対策・応援的な予算なので、ぜひ皆さまも活用して頂ければと思います。
補助金は予算が決まっていますので、全員に行き渡るというものではありませんので、注意してくださいね。
特に、リフォームに関しての補助金は、毎年予算が早く使い切られてしまう傾向にありますので、注意してください。
それでは最後に。
今年も1年ご愛読くださり、誠にありがとうございました。
皆さま、どうか、良いお年をお迎えください!
(3密にならないように、うがい・手洗いをしっかり!)