「家づくり」で最近よくある「わな」とは?
いつもありがとうございます。横尾です。お子さ まの夏休みもあとわずかになりましたね~。
さて、今日は家づくりに関して、最近よく相談さ れることについて、あなたにご報告しようと思いま す。実は、私は「わな」と呼んでいるのですが・・・
「私は、絶対大丈夫だよ。だまされないよ」
あなたももしかしたら、そのようにお考えかもし れません。私も、情報化社会の中、このような失敗 を繰り返す人は、さすがにいないだろうと、最近は 思っていました。しかし現実は、違う。
なぜ、このような話題を取り上げようと思ったか というと、「この人は、大丈夫だろう」と思っていた 方から、立て続けに質問を受けるケースがあったか らです。
それでは、「わな」とはどのようなケースなのでし ょうか?
わな 1 「限定○○棟ということで、契約金50 万円を支払い、契約書に判を押したのですが、その 後、予算に入れていなかった費用を請求されて困っています」
解説⇒ 契約の中に、水道工事、消費税やカーテン、 照明の費用が入っていなかった例です。もちろん、 それをご存知の上、確認しての契約なら、全く問題 がないのですが、確認していなかったために、この ようなことがおこりました。
わな 2 「建築条件付の土地を購入したのですが、 建物の話をはじめたら、自分達の考えていた建物費 用より500万円も増えてしまって困っているのですが・・・」
解説⇒ 建物は、坪だいたい50万円という営業マンの言葉を信頼して、契約した例です。しかし、実 際打ち合わせすると、オプションばかりで予算オー バーが判明。(また、土地の安さからすると、土地の 分の利益を、あらかじめ建物オプションにのっけよ うと、いうことが想像させる。)
このような「わな」に、共通している点が2点程 あります。それは、どちらも「不自然な程、急がされて、契約している」、「結局総額いくらかかってる のか?という、大事な視点を忘れてしまっている」 という点です。
具体的には、1,2のケースの方はそれぞれ、「も う、限定○○棟になります。契約金だけでも入れて ください」、「土地だけでも早く契約してください。 他の方が買ってしまいます」というセールストーク で、急がされて契約したとおっしゃっていました。
もちろんこのような、セールストークを使う住宅 会社が、全て悪徳会社とはいいません。あなたと確 認した上での契約なら問題がおこる可能性は少ない でしょう。しかし、自分の身を守るために、最低確 認するべきことは、確認した上で契約をすることを お勧めします。 ・土地の契約前に、間取りを考える。 (土地を、建物を建てるために買うなら必ず) ・土地の契約前に、結局総額いくらかかるのか? (建物を含めて)確認する。 ・土地契約前に、建物の費用にはどんなものが含ま れているのか?確認する。特に、水道工事、寒冷地 費用、照明、カーテン、消費税、登記費用、融資諸 費用、など
それではまた!