『消費税は10%になってから建てた方がお得なのかも? 』(その3)

皆さん、明けましておめでとうございます! 今年もよろしくお願いいたします。

今年は消費増税や、世界経済の動きも念頭から気になりますね。出来るだけ、タイムリーな情報をお伝えしていきたいと思います。

 さて今回は、国が検討している消費税10% アップ後の景気落ち込み対策(住宅に関して) の3回目です。前回は、住宅ローン控除が3年間延長(13年間)になるお話しをさせていただきました。

 今月号は、住宅エコポイントの復活・・・・・ についてお話しさせていただきます。実際には国土交通省と財務省が発行条件や規模を協議している状況ですが、住宅エコポイントが復活すると、皆さんにとっては大変頼もしい制度になることは間違いありません。
 消費税が5%→8%にアップした際も、この住宅エコポイント制度が発行されました。 過去の「住宅版エコポイント制度」は、省エ ネ型住宅の新築やリフォームを行った場合に、商品やサービスと交換できるポイントが付与される制度で、新築住宅には一律 30万ポイント(30万円相当)が与えられました。

その際に、新築するお家は、次のどちらかを満たすことが条件でした。

1.「トップランナー基準」に相当する住宅。トップランナー基準とは、省エネ判断基準を満たす外壁・窓などを有する住宅で、2008年時点の一般的な住宅より、概ね10%の省エネを達成した住宅。

2. 省エネ判断基準を満たす木造住宅省エネ判断基準を満たす外壁・窓などを有する木造住宅。

つまり、省エネルーギー住宅を満たせている住宅に、最大¥30万円相当のポイントが与えられたということです。

では、消費税10%アップ後の住宅エコポイント は、 どの様な規模が検討されているのでしょうか?

現在、閣議で検討されている規模は、新築の場合、最大¥35万円相当のポイントが検討されています。

新築の場合は・・・・・
➀標準ポイント+➁優良ポイント+ ➂オプションポイント=最大¥35万ポイントという設計になっており、基本30万ポイン トと、あとは性能に応じて最大5万ポイントまで増やせる内容です。

➀標準ポイント : 30万ポイント(¥30万円相当)

通常の新築や建売住宅であれば、ほぼクリア できる内容のようです。

➁優良ポイント : 5万ポイント(¥5万円相当)

以下のいずれかを満たせば、クリアできます。

1)認定長期優良住宅 2)低炭素認定住宅 3)性能向上計画認定住宅 4)ZEH 住宅

◎手前味噌ですが、当然弊社では標準仕様でクリアできています。

➂オプションポイント : 5万ポイント(¥5万円相当)

設備の性能をあげることでオプションポイン トを増やせることができます。面白いですね。

家事負担軽減設備という切り口で、以下はほん の一例ですが・・・ビルトイン食洗機:18000ポイント ・掃除しやすいレンジフード:9000ポイントなど、結構愛情が溢れるポイント制度ですね。

これらの➀+➁+➂で、最大¥35万ポイント (¥35万円相当)が与えられます。

 新築時には、ソファーやダイニングテーブルを購入する方が多いので、とっても嬉しい制度だと思います。ぜひ、復活させて欲しいと思います。

次回は、消費税対策の続きで
1. 住宅ローン控除の延長 ・・・(済み)  2. 住宅エコポイントの復活 ・・・(済み) 3.住まい給付金制度の見直し →   これについてお話しさせていただきます。

  それではまた、来月号で!